札幌保健医療大学

教員からのメッセージInterview

自分の可能性を信じて、やりたいことに挑戦しよう。

私が看護師をめざしたきっかけは、資格を持って長く続けられる仕事に就きたいと思ったことや、叔母が看護師で、仕事についていきいきと話す姿に憧れを感じたからでした。
看護師7年目の頃、消化器外科病棟に勤めていた時に、直腸がんで人工肛門造設術を受ける50代の男性患者を担当することになったのですが、病名、手術など、自分の父親と共通することが多く、大切な家族のように思って看護をしていました。患者さんは無事退院し、職場復帰を果たすことができたのですが、しばらくして転移が見つかり、他院で治療をするも帰らぬ人となったことを、後に元の主治医から聞かされ知りました。数年後、偶然にその患者さんの奥様に再会する機会があり、「主人はあなたがお部屋に来るのをいつも待っていました。再入院してからも、あなたのことを話していました。主人は叶わなかったけれど、また会えて嬉しいです」という奥様の言葉に、人目もはばからず2人で泣きました。当時のことは今も思い出深く、心に刻まれています。
看護師は、患者さん、家族のために看護する過程で、自分自身も周りの方々に見守られ、育てられ、成長できる仕事です。看護職をめざす過程では困難に直面することもあるでしょう。しかしそれは卒業生も在学生も、そして教員の誰もが通ってきた道でもあります。それは、一人で進む道ではありません。何かをめざす前向きな気持ちがあれば、先へと進む方法を見つけられるはず。皆さんにとっての看護を一緒に見つけていきましょう。

相馬 幸恵

YUKIE SOMA

相馬 幸恵

講師

研究分野は成人看護学、看護管理学。道内の病院で看護師として勤務、病院勤務中に大学院修士課程、博士課程を修了。臨床経験は25年。2014年から本学勤務。

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